2021年度 理事長所信

理事長 松ヶ谷敏嗣
武生JCスローガン

Go To Innovation ~この手で造る新たな未来~

基本理念

『ポジティブ・チェンジ』×『イノベーション』
~新たなる価値の創出~

基本方針

  1. 自分と仲間と地域の可能性を100%信じよう
  2. 苦難はいつでも前向きに捉え、全力で挑戦しよう
  3. 失敗を恐れずに、勇気を持って変化していこう

不退転の決意

2019年11月末に発生した新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に全世界へ広がり、人類を震撼させました。それは感染症による直接的なダメージだけではなく、2次的、3次的な影響も大きく、経済的、社会的な影響は計り知れません。我が国日本も東京五輪の延期など、誰も予想出来なかった事態が次々と起き、人々の価値観と社会の在り様を一変させてしまいました。青年会議所も例外ではなく、活動や運動に大きな影響を受け、今もなお、様々な難題を突き付けられています。しかし「withコロナ」と呼ばれるこの状況だからこそ、今までの常識に捉われない柔軟な感性を持ち、勇気を持って変化を受け入れる覚悟を持てば、新しい道が切り開けると信じています。そして地域のために何が出来るか本気で考え、本気で行動し、良い方向に社会を変革することがJAYCEEとしての使命です。
どんなに険しい道のりでも、愛する地域の「明るい豊かな社会の実現」のため、愛する仲間と共に「敢為邁往」の精神で突き進んでいきます。

時代に即した組織への昇華】

武生青年会議所は、社団法人時代から地域の未来のために「まちづくり」や「人づくり」などの公益事業に重きを置き、JC運動を展開しています。そして、武生青年会議所が公益法人格を取得して10年経過しました。公益社団法人として活動できる現状は決して当たり前ではなく、先輩諸氏の涙ぐましい努力の結果で私たちは公益社団法人としてJC運動ができるのです。現在、目まぐるしい社会情勢のなか、急激なスピードで時代は変化しています。公益法人格を取得する際に、時代の流れをいち早く読み、県内で真っ先に公益法人格を取得した先輩諸氏のように時代の流れをいち早く読み、組織として変革する力が必要だと考えます。そのためには、武生青年会議所としての「不動の精神」は堅持し続けたうえで、「定款」や「運営上のシステム」など、過去の手法に捉われずに現状より良くなるものは勇気をもって思い切り変えていくことで組織力を向上させなければいけません。いつの時代も武生青年会議所が地域から必要とされる組織であるために、法人格の特性と違いを再度、一人ひとりが真剣に考え、そして議論し、創立60周年後の組織としての在り方を示し、時代に即した組織への昇華を目指します。

会員拡大のイノベーション

「数は力なり」。この言葉は人によって賛否が分かれると思いますが、青年会議所で例えるなら確実に「数は力」だと考えます。何故なら、青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という絶対的な理念の共有があり、地域を想う仲間が多ければ多いほど、地域に対する想いは伝播し、効果ある運動ができるからです。本年度の武生青年会議所は過去10年のなかで最少人数にてスタートします。このまま会員数の減少が進んでしまえば、事業予算の枯渇などによってJC運動を発信する力が弱まり、そして会員同士の多種多様の考え方を吸収するといった成長の機会が減少し、ひいては組織としての存続すら危ぶまれる事態になります。このような危機的状況だからこそ、まずは全会員が役職に関係なく、同志となりうる青年たちに、武生青年会議所の「魅力」や「価値」をしっかりと「自身の言葉」で伝えていくことが必要なのではないのでしょうか。そのうえで従来の概念に捉われずに、「武生式」と呼ばれるような新たな会員拡大の手法を策定し、会員拡大のイノベーションを起こし、近い将来には100名LOMとなるための礎を築きます。全会員の心が一つになって会員拡大運動を遂行すれば、必ず、過去最大人数の仲間を迎え入れることができ、武生青年会議所は更なる組織の発展を遂げ、よりこの地域に必要な組織となるでしょう。

地域の大人による社会教育

移動通信システムの進化により社会は、これまででは考えられないほどのスピードで変わってきています。これからは「Society(ソサイエティ) 5.0」と呼ばれる社会になることが予想され、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムの実現は私たちの目の前まで来ています。このような変化の激しい現代社会を生きていく青少年たちは、人としての感性を育み、「主体性」をもって社会へ参画できる人間にならなくてはいけないと考えます。いつの時代も青少年たちは「良くも悪くも」大人の背中を見て育っています。近年は、地域のコミュニティーの希薄化やネット社会の影響などにより、家庭や学校関係以外の大人、すなわち「地域の大人」が青少年と関わっていく機会が少なくなっていると感じています。私たち大人が、未来を生き抜く青少年たちに、模範となる行動や姿勢を示せているでしょうか。「地域の大人」の代表として、私たちが学校教育や家庭教育とも違う独自の体験を通し、自分自身の生き方などを伝えていき、「夢」や「目標」といった将来のビジョンを描き、行動できるための「人」としての教育を青少年たちに提供していきます。

新たなまちづくりの創造

我が地域は現在、北陸新幹線敦賀延伸に向けて急ピッチで工事が進んでいます。福井県で唯一、新幹線単独駅として設置される(仮称)南越駅は、周辺施設も含め、新たなまちの形態ができ、広域交流人口の増加も見込まれることで、地域経済が発展していく可能性を秘めています。しかし、現在は、新型コロナウイルスによる様々な影響により、地域経済は各分野において過去にない大打撃を受け、今もなお、回復の兆しが見えない深刻な状況になっています。この状況が続けば、地域経済はさらに疲弊し、この先もたらす新幹線開業時の好機さえも壊しかねない状況になってしまいます。この非常時だからこそ、JAYCEEであり、青年経済人である私たちが地域の先頭に立ち、「経済効果をもたらす持続可能なまちづくり」の形を創造し、地域経済回復の一助とならなくてはいけないと考えます。
先端技術産業から伝統産業まで多様な産業構造を形成している、「さまざま」な地域の強みを活かし、武生青年会議所だけではなく、市民、行政、諸団体などと協働をして「社会実験」を行い、来たる北陸新幹線開業の起爆剤となる「新たな価値」を生み出していきます。

未来を創造する多文化共生

私たちの暮らす地域の特色の一つとして、外国人住民比率が高いことが挙げられ、武生青年会議所はこの特色をより良くするために、10年以上前から「多文化共生」の実現にむけて課題解決に取り組んでまいりました。外国人住民の人口は現在も増加傾向にあり、この比率は間もなく6%に届くことが予想されます。そのうち約600名に上る「19才未満の若年性世代」は、生活するうえで「日本語がわからないため、学校の勉強についていくことができなかったり、友達を作れずに強い孤独を感じたり」ということも少なくありません。このような状況のなか、越前市も多文化共生推進プランに基づき、さまざまな支援策を行っていますが、彼らが社会参画していくための「地域としての受け皿」がまだまだ少ないのではないでしょうか。地域の未来を見据え、彼らが自由に未来を選択できる環境を整えなければいけないと考えます。そのためには現状をしっかりと調査をしたうえで課題を定め、武生青年会議所が長年培ってきた経験とコミュニティーなどを最大限に発揮し、課題解決に向けて遂行していきます。そして武生青年会議所が「社会参画の一助」となる仕組みを創造し、地域の誰もが自分らしく誇りをもって生き生きと暮らしていける社会の実現を目指していきます。

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